勃起とはただ血液がペニスへ行くだけでは起きません。性的刺激を受け、様々な過程を経て初めて起きる現象なのです。

勃起のメカニズム

勃起とはペニスが硬くなり隆起をする生理現象のことです。男性はもちろんなのですが、女性にも存在します。最終的に血液が充満することで隆起・硬化をするため、海綿体へ血液を集めなければなりませんが、それを果たすためにはいくつかの過程を踏まなければなりません。それは一体何であるのかを説明していくとともに、メカニズムを知り、勃起力の低下とはどうして起こるかを知っていきましょう。

2パターンある勃起

勃起には2種類のパターンが存在し、今回説明をしていく「中枢性勃起」と、物理的な刺激つまりはペニスへ刺激が加えられると起こる「反射性勃起」という2つに分けることが出来ます。勃起という現象は自律神経の副交感神経が支配しており、リラックスしている時に起きやすいのです。つまり緊張を感じていると勃起が出来ないあるいはしづらくなります。

勃起をする過程

勃起に必要な要素が性的な刺激(いわゆるエロティックな映像や音声)で、これを感じなければ始まりません。大脳が興奮をし、その情報は脊髄へと送られ勃起中枢まで伝わっていきます。勃起中枢は仙髄という腰の部分に付随しています。そして勃起中枢から「勃起をせよ!」という指令が発せられると先程記述した副交感神経を通じ、一酸化窒素の放出が始まります。

一酸化窒素は血管の拡張を促すもので、血流の量を多くするためには重要な要素になります。勃起後には血管全体からも放出され、その維持を行うためには無くてはならないのです。血管の拡張がうまくいかないと血流はペニスへ流れていかず勃起不全の原因ともなります。

一酸化窒素が放出されると、サイクリックGMPという物質が生成されます。この物質はペニスの平滑筋を緩める働きを持っており、平滑筋により抑えられていた血液が海綿体へ一気に流れ込みます。するとそれを吸い込んだ海綿体は限界まで膨張を行います。海綿体の周りには白膜という固い膜があり、それ以上の膨張は出来ません。そして白膜によって抑えられた圧力で静脈が圧迫されるため血液は出て行きにくくなります。これにより血液が滞留するため、勃起の維持が可能となるのです。

勃起不全は何かが欠ける事で起こる症状

いかがでしたか。その仕組みは意外に複雑で血液の流入が増えなければ勃起をしませんし、維持のためには一酸化窒素と血液を滞留させなければ出来ません。勃起不全は性的刺激をうまく伝えられずに過程で起こるはずの作用が起きないといったパターンや、血管自体に疾患が見られるため血流が悪い、といった理由で発症します。勃起は何らかの異常があると起きない非常にデリケートな現象といえるでしょう。

シアリス